マゴットキン・オヴ・ナーグルの腐敗した姿を見たあとには、緑豊かな褒美が用意されている。グューランの気まぐれな主たち、シルヴァネスが喜んでもてなしてくれるだろう。かれらの使節たちは花を咲かせて覚醒し、今回の記事に参加してくれるそうだ。あらゆる樹木の仲裁人であるアダムが、シルヴァネスについて語ってくれた。
まず始めに、新しく追加されたシルヴァネスの戦闘陣形2つを紹介する。1つ目は「芽生え季節のいくさ木立」だ。これを使うとシルヴァネスが至る所に出現し、四肢が切られても再生する。その名に相応しい陣形である。2つ目は「常暮れのいくさ木立」。これによって「隠されし小径を征け」のアビリティを各ターンで使用することができるようになる。シルヴァネスの英雄たちに自由自在に森を掻い潜ってほしければ、打ってつけだ。
シルヴァネスの神器の力も同じく成長した。「妖織師」を使うと、英雄は各フェイズ中に、ヒットロール、ウーンズロール、セーブロールをそれぞれ1個リロールできるようになる。「時のドングリ」は、戦場の真ん中に覚醒せしワイルドウッドを作り出す大胆な木の実だ。そして「ラヌーのラメンティリ」は敵の呪文を打ち消し、その後その呪文に応じた攻撃を詠唱者に繰り出すことができる。この意地の悪い反撃で、即座に敵を撃破できるかもしれない。
このアップデートをさらに充実させるものが2つある。レヴェナント・シーカーとドライシャ・ハマドレスの新たなウォースクロールだ。レヴェナント・シーカーのグューラン版には大きな変更がいくつか加えられた。かれらが備える鎌の切れ味は今まで以上によくなり、1回の攻撃で2ポイントのダメージを与えられるようになった。それに加えて、今やラメンティリに蓄えたエネルギーを使い、近くにいるユニットに加護セーブを与えられるようにもなったぞ。
シルヴァネスの中で最も怒りに満ちた凶暴なドライシャ・ハマドレス。そんな彼女が装備している“鋭い鉤爪”の攻撃回数は2倍になった。加護セーブも無視できるぞ。また、敵ユニットが彼女か彼女の近くの同胞に突撃しようと試みれば、スクウォームリングで敵の突撃範囲を狭めたり、敵による攻撃の命中率を下げたりすることができる。呪文として機能する彼女の耳触りな精霊の歌は、同胞の怒りを掻き立て、より力強く敵を攻撃するよう促せる。
グューランの禍事:レヴェナント・シーカー
構成兵数:3
ポイント:230
連隊オプション:騎兵
ベースのサイズ:60 mm
このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。
グューランの禍事:ドライシャ・ハマドレス
構成兵数:1
ポイント:320
連隊オプション:0-1 フォレスト・センチネル、任意のシルヴァネス
ベースのサイズ:105 x 70 mm
このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。
『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』の発売にともない、Warhammer Communityのサイトにてダウンロードできるバトルプロフィールには、ポイントの更新に加え、新たな連隊オプションと、そしてもちろん「グューランの禍事」のすべてのアップデートが含まれている。
次回の「グューランの禍事」では、血で盛り上がること間違いなし……。
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