キルチームの専門家が新シーズンの『トゥームワールド 』内容を紹介!

YouTubeチャンネル「Glass Half Dead」のアンディが、新しい拡張版ボックス『キルチーム:トゥームワールド』の内容を紹介してくれた! 2つのチームやミッションパック、ルールの説明を聞いてみよう。

アンディ:41千年紀の元祖特務兵が登場するキルチームのボックスがやっと発売される。

デスウォッチは、〈帝国〉の兵力のなかでも、特に戦術に優れた専門兵なんだ。類まれな順応性があるだけでなく、どの特務兵をゲームに用いるかによって、白兵戦か射撃に長けたチームとしてプレイできる。攻防どちらのプレイスタイルも可能だ。兵が5体というのは少ないように思えるかもしれないけれど、各特務兵がそれぞれの分野で非常に優れた能力を持っているから、敵に完璧な反撃を繰り出せたときの見返りは大きいと思う。

任務に赴くとき、デスウォッチは「特殊弾薬」を用いる。このおかげで、どんな銃を使っても、必要なタスクをこなすことができる。通常のボルトピストルでさえも、必要なら刃物になり得るんだ。

ゲーム中、ハンマーが必要なときもあるよね。デスウォッチには、非常に屈強で打撃力のある、白兵戦に特化した特務兵デモリッシャー・ベテランがいる。この兵は、ストームシールドで攻撃を2回連続ブロックしたり、ゼノフェイズ・ブレイドで先手を仕掛けたりすることはできないけれど、装備したヘヴィサンダーハンマーで止まることなき怪物のような攻撃を繰り出せる。突撃時に「連撃」の武器ルールを得られるほか、この特務兵が「屠る盾」の策略を使うと、強大なエンジェル・オヴ・デスのスペースマリーン・キャプテンはクリティカルヒットを出したとしても、わずか5ポイントのダメージしか与えられないんだ。

デスウォッチのチームは非常に柔軟性があるから、指揮官をチームに編入する必要は実際はないんだ! でも指揮官がチームにいると、「戦略的命令」アビリティを使えるから、指揮ポイントを消費することなく戦略や策略を発動できる。さらに、追加の装備オプションを1個選択することも可能だ。彼のプラズマピストルがあれば「特殊弾薬」も使えるしね。

新しいキルゾーンには、2APを消費して実行できるミッションアクション「突破」がある。デスウォッチのプレイヤーは、グラヴィスアーマーを装備した特務兵を1体しかチームに編入できないから、ブリーチャー・ベテランを入れるといい。この兵が装備しているメルタボムがあれば、「突破」のミッションアクションを1APで実行できるんだ。壁を打ち砕いて、その壁の反対側にいる敵を怯ませることができるだろう。墳墓惑星(トゥームワールド)のマップにはどれも、突破可能な壁が存在しているよ。

ヘッドテイカー・ベテランは、突撃の際に先手を仕掛けて敵を2回攻撃し、「抹殺任務」のポイントを獲得できるだけでなく、隠密態勢のまま新たなアクション「御旗を立てよ」を実行して、戦術目標を達成することもできるんだ。

状況によっては、思い切って古参兵たちを危険なポジションに配置することもあるだろう。そんなときは、デスウォッチ公認の薬剤投与装置を活用しよう。

強力なデスウォッチは、命令を実行した後でも戦闘を続けることができるんだ。彼らはただの「アスタルテス」じゃなくて、「ベテラン・ アスタルテス」だからね。対抗行動を行うとき、デスウォッチはアクションを2回実行できる。先を見越して計画を立てるプレイヤーには、大きな利点になるはずだ。

カノプテック・サークルのプレイヤーは、「オベリスクノード回路」を通して、ボード上の全特務兵を巧みに配置することが重要となる。この回路は、あらゆる策略を実行するのに必要となる陣営ルールだ。このルールによって、攻撃や防御ダイスをリロールしたり、受けるダメージを軽減させたり、敵の行動を遅らせたり、作戦目標に立っていなくてもその目標を確保できたりなど、さまざまな効果が得られる。

それに加えて、特務兵がオベリスクノード回路の上に立っている場合、彼らは「正確2」の武器ルールを得たり、【行動力上限】に+1の修正を受けたりできるんだ。オベリスクノードは、自軍側陣地内に全体が収まるように配置しないといけないけれど、常に自軍側と敵軍側の間に配置するようにしよう。前方すぎると敵に突破されてしまうし、後方すぎると、今度は得点を獲得するために自軍がそこまで走っていかないといけなくなる。「オベリスクノード回路」を使う際は、マップや「重大任務」の内容、敵のチームをもとに戦術を決めないといけない。でも、ゲーム全体の知識や基本ルールをしっかり理解していて、計画を貫徹する能力があるプレイヤーには、効果的なルールだと思う。

帝国防衛軍兵士の心に恐怖を刻み込むジオマンサーは、トレモアグレイヴを装備している。この武器には、「ブラスト2mv」「探知(軽遮蔽物)」「スタン」の武器ルールが備わっているよ。敵は、生き残れたからといって安心できない。ジオマンサーは、重遮蔽物地形越しに「大地の激震」でとどめを刺すことができるんだ。

もちろん、ネクロンの偉大なる知性には、単なる攻撃だけではなく、支配力も必要となる。そんなときは、オベリスクノードの効果と配置を利用して、ジオマンサーを強化することができるよ。彼女はオベリスクノード回路上に入っているかのようにミッションアクションを実行できるんだ!

支配力を得ることに重点を置かないのであれば、銀河最先端の技術を使って、敵を屈服させるまで撃ちまくるのもいい。これには、カノプテック・トゥームクロウラーがぴったりだ。この不動の番兵は敵を異次元に送り込める銃を装備しているほか、21ポイントの【負傷限界】を持つ。さらに、トゥームクロウラーのベースは、敵を好きな場所に押し込めるほど巨大なんだ。

マクロサイト・アクセラレイターとリアニメーターは、ハイエロテックのバージョンから大きな進化を遂げた(テッセラクトのエネルギーのおかげなのかも!)。でもこのキルチームがポイントを獲得するのに必要となるのは、マクロサイト・ウォリアー。特別な武器を装備しているわけではないけれど、無限に再生できるだけでなく、無力化されると自爆するんだ。しかも、敵の「抹殺任務」や「戦術目標」にはカウントされない。戦術目標「偵察」の新しい「敵情斥候」でポイントを獲得するには、この使い捨てのユニットほどぴったりな手段はないだろう。

 

無礼にも“無実”の墳墓惑星(トゥームワールド)に侵攻するデスウォッチは、愚かな凡人たちが往々にしてそうであるように、新たな脅威に混乱することになるだろう。もちろん、「番人」や「ハッチ戦闘」のアクション、ドアも使えるけれど、ギャロウダークの広い空間とは異なり、墳墓惑星には突破可能な壁や大量の瓦礫(軽遮蔽物地形)、転移プラットフォームが存在する。これらの地形はすべて「承認作戦」のゲームにも登場するよ。

『キルチーム:トゥームワールド』は、あらゆるレベルのプレイヤーが楽しめる、すばらしいボックスセットだ。さまざまな難易度のプレイ方法で両キルチームを戦場に展開できる。さらにボックスには、ウォーハンマーの世界でこれまで見たこともないような新しいキルゾーンが含まれている。ワクワクするような物語性に溢れた戦場で、戦闘を繰り広げよう。

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