ヘルスミス・オヴ・ハシュットが戦場で勢力を上げるべく、監禁したディーモンの力を解き放つ!

ヘルスミス・オヴ・ハシュットは、〈渾沌の領域〉のディーモンを罠に掛け、かれらを武器に幽閉する豪胆で独裁的な集団である。すべてを支配しようとする欲望に駆られているかれらは、諸領域を、自身らの強欲な帝国を発展させられる資源の入った巨大な備蓄場所としか見ていない。ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマーのかれらのルールには、こうした支配欲と見解が反映されている。より多くの領地を制圧するほど、この軍隊の勢力は増していくのだ。

ザールドロンが戦場に赴けば、そこは荒地と化す。作戦目標か特殊地形を争奪中であり、かつ近接戦闘中でなはないユニットが「荒廃の土地を後に」のアビリティを使用すると、ターン開始時に、荒廃トークンを有していない特殊地形か作戦目標に荒廃トークンを1個与えることができる。一方自軍側ターン開始時に使用することができる「魔瘴力の活用」は、トークンを魔瘴力ポイントに変えて、それをホブグロット以外の味方ユニットに振り分けることが可能だ。

魔瘴力の貯蓄」は、ヒーローフェイズで使用することができるぞ。指揮ポイントを消費することにより、魔瘴力ポイントを1個のユニットに与えることができる。だが、この魔瘴力は一体何の役に立つのか?

魔瘴力は、味方の部隊と英雄に特別な力を与えてくれるのだ。ウォーデスポットを例にとってみよう。アビリティ「邪悪なる征服者」は、6mv以内に全体が入っているユニットの確保スコアに+3の修正を加えることができ、このユニットが保持している魔瘴力ポイント1点ごとに、その効果範囲を+6mvずつ拡大してくれるのだ。

インファーナル・コホートは、「魔の頑健性」を持っている。魔瘴力が大きくなればなるほど、加護セーブにさらなる利益がもたらされる。最終的に加護(5+)か、呪文や奇蹟からのダメージに対しては加護(4+)を有することができるぞ。

ハシュットの化身として作り出された二足歩行のドミネイター・エンジンは、魔炎の音を轟かせる炉によって燃料補給がされている。1ポイントごとにこの「魔の力」は増していき、これにより【移動力】が+1mvの修正を受けるほか、武器の【攻撃回数】は+1の修正を受けるのだ。

破滅のメイスを装備したドミネイター・エンジンは、3ポイントのダメージを敵に与えられる攻撃を7回繰り出すことができる。焦熱砲を装備したドミネイター・エンジンは、近接戦闘で敵を打ちのめす前に、焦熱砲の攻撃を敵に8回見舞うことができるぞ。

ザールドロンは、大地と炎の魔術師である魔瘴鍛治師の「煉獄の呪文伝承」を利用することができる。「憎悪の断裂」を使えば、敵ユニットの【移動力】を半減させることができ、「熔解金属」を使うと液状の金属の波を召喚し、装甲や肉体などを燃やすことができるぞ。

焼尽の修道会の奇蹟伝承」を使って“父なる雄牛神”の侮辱を吐き出すことで、灰の長老たちは「ハシュットの黒炎」を召喚し、敵を焼却することができる。特に蔑んだ言葉を敵に浴びせかける「炉の祝福」は、味方アーミーの武器に縛られたディーモンをさらに苦しめ、その行き場のない憤怒で武器をさらに燃え上がらせるのだ。

ホブグロット・ヴァンダルのような身分の低いユニットは、初期配置フェイズで、進軍するドゥアーディンの前方へと追い立てられ、捨て駒の前線を築き上げるのだ。一方、ブル・ケンタウロスやアノインテッド・センチネルは高い移動力と圧倒的な力をもって、稲妻のごとく戦闘に突入する。4つの戦闘陣形は、歩兵、戦闘兵器、変異したケンタウロスや横柄な魔術師が利用でき、それらのユニットに悪魔の力を注ぐと利益が得られるぞ。

 

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