新版『ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマー』のローンチボックスに魅力満載の『スケイヴンタイド』が登場

真鍮の鐘の音が〈滅びの蠱禍〉の爆発的な到来を告げる——〈荒廃の都〉が炎の領域に突入し、〈滅びの刻〉が迫り来る。『ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマー』の新版が、巨大なローンチボックス『スケイヴンタイド』とともにまもなく登場だ!

ボックス公開の生配信を視聴できなかった場合、あるいは魅力満載の詳細を動画でじっくり確認したい場合は、以下から「定命の諸領域〈再鍛〉プレビュー」を再チェックしよう。

 

ボックスの中身は?

スケイヴンタイドが〈定命の諸領域〉を席巻し、ハロウド・ナイトの忠実なストームキャスト・エターナルがその戦いに真っ先に参戦する。この巨大なボックスは、本とミニチュアがぎっしりと詰まった、『ウォーハンマー: エイジ・オヴ・シグマー』史上最大のローンチセットだ。

ボックスは2つの陣営に分かれており、ポイント数は1,200ポイントだ。再鍛された戦士たちであり、千もの戦いを経験した歴戦の古参兵であるストームキャスト・エターナルが24体、そして圧倒的な数の力と不浄なる魔法、狂気的な技術を駆使して戦いに挑む恐るべき大群であるスケイヴンが50体付属している。

 

ストームキャスト・エターナル

ストームキャスト・エターナルは、渾沌の軍勢から〈定命の諸領域〉を取り戻すため、シグマー自身によって創造された。彼らの英雄的な魂は死の神から奪い取られ、〈昇化の金床〉の上で不滅の戦士へと〈再鍛〉される。シグマーがついた嘘は、不死の身を持つことによる対価が伴われることはない、ということであった。実際は、恩恵であると同時に呪いだったのである。新たな死が訪れ、鉄槌により〈再鍛〉され欠点が取り除かれるたび、ストームキャスト・エターナルの魂も少しずつ削られていく。しかしスケイヴンの脅威が迫り、シグマーはルイネーション・チャンバーを開放し、完全に自らを失いかけている戦士たちを再び戦場に送り出すことを余儀なくされた。時は非常に緊迫しており、皆が戦いを望んでいるのだ。

 

ロード・ヴィジラント(グリフストーカー騎乗)

ロード・ヴィジラントは、兵士に適さなくなりルイネーション・チャンバー所属となったストームキャストを収容する静粛な修道院、〈寂滅の塔〉の指揮官だ。彼らは鴉のようなグリフストーカーに騎乗し、神聖な大戦斧を振るい、固い決意で味方を指揮する。

 

ロード・テルミノス

不死の呪いを解き放つのはただひとつ、ロード・テルミノスがもたらす忘却である。助けが必要とされる今、彼らは戦場を駆け巡り、その強大なテルミノスの刃でスケイヴンの首を掻き切る。

 

ロード・ヴェリタント

渾沌を憎悪するロード・ヴェリタントは、〈定命の諸領域〉から腐敗を排除する達人だ。随伴者グリフクロウとともに、強力な魔術師や異端の聖職者を狩る。

 

ナイト・クエスター

指揮官としての責務を負わないナイト・クエスターは、重要な任務を遂行するようシグマーに命じられた放浪の英雄だ。失われた宝物を取り戻すといった任務を受ける者や、敵の将軍を倒すことを課される者もいる。どのような任務であれ、任務遂行を図ろうとする彼らの前に立ちはだかる者はほとんどいない。

 

リクルシアン

ほんのわずかな〈再鍛〉で自我を完全に失ってしまうリクルシアンは、絶望が頂点に達した時にのみ戦地へと送られる。揺るぎなく、不気味なまでに静かな彼らは、魔力と腐敗に襲われる中でも着実に歩みを進めていく。邪悪なエネルギーは、リクルシアンの蝕まれた魂には届かないのだ。彼らに随行するメモリアンは、リクルシアンの行いと記憶を保存する役割を担う

 

プロセキューター

プロセキューターは、燃え盛る翼で戦場に降り立ち、敵に向かって投槍を投げつける。〈シグマーの時代〉の黎明期以来、数え切れないほどの戦いに挑んだ古参兵であり、しばしば〈呪われし空〉の危険に晒されてきたこの恐るべき天使の戦士たちは、ルイネーション・チャンバーの一員だ。

 

リベレイター

ストームキャスト・エターナルの軍勢の主力は、屈強なリベレイターのような、揺るがざるウォリアー・チャンバーの部隊だ。盾と鉄槌で武装した彼らは、戦線を維持し、破壊的な打撃を用いて反撃するために配備される。

 

スケイヴン

スケイヴンは、権力に一“爪”でも近づくためなら、同盟者であっても不意打ちを食らわすことを厭わない裏切り者の鼠人だ。そんな彼らも、大胆で狡猾な一連の儀式のあと、悪夢のような亜領域である〈荒廃の都〉を〈定命の諸領域〉に浮上させることに成功した。そして今、〈大いなる角戴きし鼠〉が渾沌の神々の中で正当な位置に上り詰め、スケイヴンの大群がかつてないほどの規模で押し寄せる。

 

クロウロード(ノウビースト騎乗)

ヴァーミヌス大氏族のクロウロードは、権力に対する執着心と生まれながらにして不屈の精神を持つ者たちだ。しかし、裏で糸を引き、モウルダー大氏族からノウビーストを手に入れ、スクリール大氏族が鍛造した致命的なラットリング・ピストルを確保することができるのは、最も熟練した(あるいは狡猾な)者だけだ。

 

グレイシーア

グレイシーアは天性の魔術師であり悪しき預言者だ。ワープストーンの欠片を貪り食い、自身の謎めいた能力をさらに高める一方で、戦場では瞬間移動を行なったり、〈歪み〉の稲妻の嵐を巻き起こしたりすることができる。

 

ウォーロック・エンジニア

クランラットの大群が周囲に群がる中、ウォーロック・エンジニアは、不安定だが破壊力のあるスクリール大氏族の兵器の手入れに力を注ぐ。その一方で、カスタム仕様のワープロック・マスケットで敵の英雄を狙撃するのだ。

 

ラットリング・ワープブラスター

スケイヴンは不安定な大砲を好むが、その典型がワープブラスターだ。ワープストーンの力が吹き込まれた弾丸を激流として放つ恐ろしい回転式大砲であり、歩兵を一網打尽にすることができる。

 

ラットオゴウル

ラットオゴウルは、モウルダー大氏族の歪んだ精神によって生み出された狂暴な戦闘変異体である。筋肉質な体格はワープストーンに晒されることでさらに強化され、知性の片鱗を見せた被験体には、その手足にスクリール大氏族の不安定な武器を移植される、という褒美が与えられる。

 

ワープロック・ジェザイル

スケイヴンは臆病な生き物であり、戦闘の渦中から遠ざかるために射撃戦を好む。ワープロック・ジェザイルは、敵軍の指揮官を狙撃するという栄光を得ながら、距離を保つのに非常に効果的なのだ。

 

クランラット

クランラットは、ヴァーミヌス大氏族の中で使い捨てにされる存在であり、錆びついた刃と安物の盾という装備で戦場に送り出される。技術や勇気には欠けるが、それを補う数の多さと圧倒的な渇望で、さらに上を目指そうとする。

 

ボックスには他に何が含まれる?

2つの素晴らしいアーミーの中核をなすこれらの軍勢を使い、スピアヘッドの軍勢として「炯眼な同胞団(ヴィジラント・ブラザーフッド)」と「齧り宴の爪群れ(ノウフィースト・クロウパック)」を編成することができる。

ボックスには、特殊地形、カードデッキ、両面印刷式ボードなど、スピアヘッドのスピーディーで緊張感溢れるゲームをプレイするために必要なアイテムが収録されている。また、同梱されている全144ページの『スピアヘッド:炎と翡翠』(ハードカバー)には、25個のスピアヘッド用ルール、スピアヘッドのバトルパック、コアルールがまとめられている。特殊地形用ランナーには3mvと6mv用定規も付属しており、六面ダイスを1個用意するだけで、ゲームをすぐに始められるぞ!

さらにボックスには、全272ページの『ウォーハンマー エイジ・オヴ・シグマー:コアブック』も収録されている。この重厚な魔道書には、ヘヴィメタルチームによるペイントが施された、ミニチュアの豪華なアートや雰囲気満載の写真の数々とともに、〈定命の諸領域〉とその住人たちに関する多くの伝承や背景情報が収められている。また、コアルール、マッチプレイ(『先制打撃』)と『栄光への道』(『アセンション』)のバトルパック、ルール用語集、シタデルの特殊地形リスト、コピー可能な栄光への道ロスターとアーミーロスターが収録されている。

特典はこれだけにとどまらない。マッチプレイ愛好家のために、『ジェネラルズ・ハンドブック・シーズン2024-25』のシーズン・ルールとバトルプランカードが収録された、17枚のジェネラルズ・ハンドブック・デッキも用意されており、ゼロからトーナメントのスキルを磨くことができる。

 

スケイヴンタイドの誕生について知ろ

ローンチボックス『スケイヴンタイド』で注目すべき点は、〈滅びの蠱禍〉として知られる、鼠による悲惨な大厄災と、それにより発生した諸領域を揺るがす余波についてだ。ルイネーション・チャンバーのストームキャスト・エターナルと狂暴な鼠人との対立については、新小説『Skaventide』(ゲイリー・クロスター著)で詳しく知ることができる。

〈滅びの刻〉の幕開けを告げるこのスリラー小説では、禁断の知識への鍵を握る失われたストームキャスト・エターナルをめぐる、鼠とリクルシアンの競争が語られている。

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