グューランの禍事:変化の時

〈方途を違える者〉ティーンチ神にとって最も神聖な数字は、9である。従って、九つの贈り物が今日、君に捧げられた。1つ目に紹介する贈り物は、我々という存在だ。我々の言葉を読むことは、最も崇高なことであるゆえに、贈り物として十分値するだろう。そして2つ目に紹介する贈り物は、非の打ち所のないすばらしき伝承として知られている、この神秘的な幻影だ。この幻影の中にいる者は、オフィスでは‘Lydia’と名乗っているらしいが、定命の者は彼女の本当の名を知らないらしい。

3つ目と4つ目に紹介する贈り物は、戦闘陣形の「運命の支配者」と「呪文織りの魔術結社」だ。アーカナイトの戦闘力により機敏性を持たせたいのであれば、「運命の支配者」をおすすめする。これを使うと、ティーンチの悪魔たちの前に立ち、かれらを鼓舞することができる。一方、妖術師を強化したいのであれば、手首を振って「呪文織りの魔術結社」を召喚することをおすすめしよう。近接フェイズで呪文を唱えることが可能になるぞ。敵を魚に変えられるのに、剣を使う意味はないだろう。

5、6、7つ目の贈り物は、3つの神器だ。まずは「変異の刃」を紹介しよう。一瞬目を持つ斧のように見えるが、口のある剣や翼を持つ槍にも見える……。どのような姿形をしていようと、これを回避することはほぼ不可能である。次に紹介するのは「魔力吸引器」だ。これはあらゆる英雄にとっての夢の装身具だろう。というのも、顕現を追放することができる上(紫太陽に用はない!)、その顕現の残りの【体力】を使ってユニットを回復させることができるからだ。魔術は優れた治癒薬にもなると言えよう。最後に紹介するのは「魔術捕りの護符」。これは、追放された顕現が放散した、すべてのエネルギーを奪い取り、その顕現をティーンチにとってより好ましい呪文に作り変えてくれる。

敵を破壊する真の手段は魔術であるが、光輝く剣が役に立つときもある。したがって、カイリック・アコライトオグロイド・ソーマタージのウォースクロールが8つ目と9つ目の贈り物だ。カイリック・アコライトは、周囲の顕現の力を吸収し、自らの肉体を強化する。また、かれらが手懐けている気まぐれなヴァルカルクは、敵線の弱点を探し出し、その情報をアーカナイトの教団員に伝える役割を担っている。

一方、オグロイド・ソーマタージは、アーカナイトを率いている。アーカナイトたちはソーマタージを崇拝するあまり、この生ける偶像を守るためであれば、嬉々として自らを犠牲にするほどだ。しかし、奇妙にも、その献身さは相互的なものである。アーカナイトがソーマタージから遠く離れた距離で戦っていると、ソーマタージが自らアーカナイトのいる場所へと戦場を移動するのだ。

バトルプロフィール

グューランの禍事:カイリック・アコライト

構成兵数:1
ポイント:100
連隊オプション:アーカナイト、歩兵
ベースのサイズ:32mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

グューランの禍事:オグロイド・ソーマタージ

構成兵数:1
ポイント:130
連隊オプション:任意のアーカナイト
ベースのサイズ:50mm

この英雄は、アーカナイト・カバリストとして編入可能な連隊に加わることができる。
このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

ジェネラルズ・ハンドブックについて ⑥

特に作戦目標を支配しゲームに勝たなければならないときは、いつ君が作戦目標の上に立っているかを明確に知ることが一番重要だ。そのため、ジェネラルズ・ハンドブックのボックスに用意されている6個の作戦目標マーカーは、それぞれ3mvほどの円形の中心に位置している。


このマーカーの素材は、ポリエチレンテレフタレートであるため(ティーンチの英雄にありそうな名前だ)柔軟性と耐久性に優れている上、薄いのが特徴だ。そして何よりも見栄えが非常に良い! 中央にある紋章は、すべて新しいバトルプランに対応しており、ゲームを簡単に始められる上、非常に使いやすい仕組みになっている。

次回の記事では何が紹“海”されるのか、Warhammer Communityに錨を下ろして待っておこう。

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