グューランの禍事:召し上がれ!

グューランで豪華なお食事を楽しもう

「グューランの禍事」の記事で最後に食事の話をしたのは、酷く腐敗し悪臭がするであろうフレッシュイーター・コートであった。今回は、〈定命の諸領域〉で一番の食いしん坊オゴウル・モウトライブが食事を用意してくれた。お品書きは何だろう? えっと……足だって? それは……人間の? それにしても、かれらはどうしてあんな目つきで我々を見ているのか。ルイス! かれらに素晴らしい物語を聞かせてやってくれ! 早く!

料理がテーマとなっていることは今回の「グューランの禍事」のアップデート情報からも分かるだろう。戦闘陣形の「征腹行の脅威」と「頓食者の群れ」は、まさにそのテーマを語っている。「征腹行の脅威」を使う者は、いつでも空腹であることから常に食料を探し求めている。そのため、敵の突撃フェイズ中であっても移動し、近接戦闘に突入することが可能なのだ。一方「頓食者の群れ」は、再び力を漲らせるべく、獲物を仕留めた後は即座に食事を開始する(料理は温かいうちに食べるのが一番だ)。かれらは撃破されたあとに再び立ち上がる傾向にある。

二つ名」はときに重要な役割を果たす。このアップデートで追加された、オゴウルの3つの新たな敬称を紹介しよう。そのどれもがかれらの凄まじい食い意地を再現している。あるときは敵ユニットに、またあるときは昼食に、あるいはそのどちらもに執着を抱くときもある。「はらわた潰し」は、突撃を実行していなければ、ヒットロールを有利にしてくれる。長期戦や長引く食事会において極めて役立つ存在だ。「魔術を飲み干す者」は、魔術師を食べて何かができるようになるといった能力を持っているわけではないが、過去に数名の魔術師を食べたことから、敵の加護セーブに不利益をもたらすことができるぞ。「超ドカ食い野郎」は、品書きから料理を選ぶかのように、ユニット種別(歩兵、騎兵、大型獣など)を選ぶことが可能である。そのようなユニットを全滅させるか食すると、かれらの【攻撃回数】に+1の修正が加えられる。オゴウルは何体のメガ・ガルガントを食べることができるのだろうか……。

アップデートされたオゴウル・モウトライブのウォースクロールは、アイアンブラスターノブラー・スクラップランチャーの合計2台の戦闘兵器だ。アイアンブラスターはグューランの生い茂った森にはほぼ不向きである。だが、言わずもがな君は木を破壊したいはず。そこで、アイアンブラスターの意欲的な砲手は刺のあるものを砲口に詰め込み、歩兵や騎兵、大型獣、低木にぶっ放せるようにした。ノブラー・スクラップランチャーは、有毒な茸やブラッドワスプの巣、グューランにある病原体を敵に見舞う。敵の装甲がおろそかであればあるほど、より一層不快な攻撃を敵に与えることができるのだ。

バトルプロフィール

グューランの禍事:アイアンブラスター

構成兵数:1
ポイント:170
連隊オプション:戦闘兵器
ベースのサイズ:120 x 92 mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

グューランの禍事:“復讐に燃える共謀者”シィル=エスキ

構成兵数:1
ポイント:150
連隊オプション:戦闘兵器
ベースのサイズ:120 x 92 mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

今回紹介したのは、かなり臭う強大な者たちであったが、次回はそれよりもさらに臭う強大な者たちを紹介するぞ。耳を澄まして虫のたかる音を聞いてみよう……。

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