グューランの禍事:膿と汚濁の賜物

マゴットキン・オヴ・ナーグルの病的な新しいルールの登場だ

グューランの禍事が数多に起こっていると言われているが、それは事実ではない。真のグューランの禍事は、尊父ナーグルの神聖なる疫病の軍(プレーグレギオン)がもたらすものである! 悪疫と腐敗と絶望の彼方より、かれらは生命の領域に腐朽と荒廃をもたらすのだ。この悍ましい出来事をリディアが事細かに教えてくれた。何かが身体の中から込み上げてくるかもしれないから、念の為、ハンカチを用意して動画を観るようにしよう……。

プレーグレギオンの加担に努める君には、恐ろしき英雄たちの新たな3つの特性を紹介しよう。まず1つ目は、「生ける腐敗」だ。君の英雄が敵と近接戦闘である場合、これを使えば敵ユニットは感染状態に陥る。2つ目は「言葉多き説教者」。これは英雄を神官へと変えてくれる特性だ。3つ目の「膨張した雪崩」に関しては……そうだな。病原体を持つこのよろめく巨躯が迫ってきたら、道を開けるようにということだけお伝えしておこう。

どうやらナーグル信奉者たちは「病魔の祝福」を祈っているようだ。「感染のうねり」は、マゴットキンをより早く敵に近づかせてくれる。一方「泡立つ粘液」は、ダメージからかれらを防御してくれるぞ。まるでその粘液を必要としているかのようだ。「苦悶の吐き出し」は、単に敵を嘔吐させるものである。安心してくれ。手間はかからない。

最後にロッティガスの新たなウォースクロールを紹介しよう。この慈雨の父は、生命の領域にあらゆる汚物を降らせることを己の使命とした。ロッティガスに接近した敵の装甲は錆びて無くなり、服も肉体も腐敗で水状と化すだろう。彼は戦闘中、波打つ触手で迫り来る敵の命を奪いながらも自身の豪雨の威力を高めることができるぞ。

バトルプロフィール

グューランの禍事:ロッティガス

構成兵数:1
ポイント:430
連隊オプション0-1 プレーグ・サイオン、任意のマゴットキン・オヴ・ナーグル
ベースのサイズ:130mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

ジェネラルズ・ハンドブックについて ⑩

ジェネラルズ・ハンドブックには、更新された顕現と、そのウォースクロール・カードが収録されている。ほとんどの顕現伝承は、両面式のウォースクロールになっており、各両面に呪文が記載されているものと最後の面に各呪文の召喚ルールが記載されているものがある。

次回の「グューランの禍事」では、グューランの居住環境を積極的に悪化させようとはしない数少ない陣営の1つを紹介しよう。

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