グューランの禍事:昏き貴公子からの贈り物

グューランに誘惑の種をまこう

新たなルールに君をいざなおう。毎日ここで情報を集めているうちに、さらなる情報を欲し、次第に執着を覚えてきた君には打ってつけだ。君はそれを気に入るどころか必要としているのだから。悪く思うことはない。悦楽の貴公子は受け入れてくれる。教団に加わることで恩恵を受け、袖にいくつもの甲殻類のような爪を隠し持っているLydiaが、物語を語ってくれた。どこで竪琴を手に入れたのかは聞かないようにしよう。

まずは2つの戦闘陣形を紹介しよう。1つ目の「インヴェイダー」は、敵軍側陣地に踏み入り、その陣地を奪うことを目的としている。2つ目の「プリテンダー」は、信奉者たちに絶えず畏敬の念を抱かせるほどのグロテスクな快楽主義的考えを持つ英雄を際立たせるものだ。この英雄には、初期配置フェイズ中に「昏き貴公子の将ら」あるいは「快楽主義者の妄執」表の中から、新しい英雄特性を1個与えることができる。

快楽主義者の妄執」の表は、実にそそられる内容だろう。スラーネッシュ的嗜好をくすぐるような恩恵をたくさん受けられるぞ。「完璧の強迫」を使うと、突撃や呪文の詠唱などを完璧に完遂できなかった場合、 「恍惚」のキーワードを持つユニットを増やすことができる。これで失態を犯したユニットは、次からより良い結果を出そうと己を一層駆り立てるだろう。「高名なる戦将」は、英雄を名高き存在へと導き、定命の信奉者たちを従えさせることができる。

誘惑の達人」は、おそらく最も味わい深い特性であろう。敵側が自分のターンで「誘惑ダイス」を使わなければ、味方側は、敵ユニットが使用できるアビリティをコアアビリティにのみ(通常移動や攻撃など)制限できる。「全力防御」を使いたい対戦相手に、この“特別な”ダイスを使うよう誘惑してみよう。

ヘドナイトの新しいウォースクロールは、スランゴウル・フィーンドブラッド“復讐に燃える共謀者”シィル=エスキだ。スランゴウルは、敵を待ち伏せし、頃合いを見計らって敵に襲いかかることができるようになった。鉤爪と巨大な角を持つ、膝丈の長靴を履いた3メートル弱の山羊男が、どこからともなく襲ってくることほど恐ろしいことはない。

定命の者とディーモンを鼓舞し、より一層戦闘威力を駆り立てる存在は、おそらくシィル=エスキだ。戦列の只中にその定命の者とディーモンを配置すれば、敵より先に十分な攻撃をあたえることができるだろう。さらに、エスキが敵の魔術師を撃破したとき、敵の小さな装身具や護符、あるいは切断した首をシィルに捧げると、その度にシィルの魔術師としての威力が上がるのだ! これは、敵から加護セーブを剥奪し、悪魔の信奉者たちに付与できる新たな呪文、「浮動する精神」を詠唱するのに役立つだろう。

バトルプロフィール

グューランの禍事:スランゴウル・フィーンドブラッド

構成兵数:3
ポイント:150
連隊オプション:シバライト、歩兵
ベースのサイズ:40 mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

グューランの禍事:“復讐に燃える共謀者”シィル=エスキ

構成兵数:1
ポイント:230
連隊オプション:0-1 スラーネッシュ・ベガイラーもしくはダーク・エゴティスト、任意のヘドナイト・オヴ・スラーネッシュ
ベースのサイズ:50 mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

巨大な足音とともに地をも揺るがすような声が聞こえてきた。次回の“食事”の内容をお楽しみに……。

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