『コデックス:インペリアル・エージェント』に登場する3人の異端審問官を紹介 — 何が彼らを駆り立てるのか?

『コデックス:インペリアル・エージェント』が〈黒の監獄〉から脱出し、自由を手に入れようとしている。さぁ、誰がこの舞台を仕切るのか、君の目で確かめてみよう。超自然と異種族の脅威に満ちた銀河において、異端審問官(インクィジター)たちは、人類にとっての大きな脅威と同じくらい恐ろしい存在である。彼らの名を挙げるだけで、反逆的な総督を再度服従させることが可能なほどだ。異端審問官たちの度が過ぎた行為を考慮すると、その理由も容易に理解できる。

そもそも異端審問庁(インクィジション)が構成された理由は、〈帝国〉の内密な支配を執行し、帝国全体を破壊から守るためであった。だが、41千年紀における異端審問庁は、己の思惑を推し進めることに容赦のない、独立した特務工作員たちの迷宮網である。彼らは、〈帝国〉を守るという純粋な思いから(大抵)結束するが、防衛に対する手段や熱意はそれぞれ大いに異なる。同じ信念を持つ異端審問官は二人として存在せず、信奉者同士の思想を巡る対立はよくあることだ。

それぞれの異端審問官は、 治安を揺るがす敵や機密記録、さらには時間そのものの性質に至るまで、〈帝国〉にもたらされる特定の脅威を専門としている。彼らは、それぞれ性質が異なる、宗団(オルド)と呼ばれる組織に属している。小規模ながら影響力のある宗団も存在するが、中でも〈純血の団(オルド・ゼノス)〉、〈粛清の団(オルド・ヘレティカス)〉、〈鉄鎚の団(オルド・マレウス)〉は大宗団(オルド・マジョリス)と呼ばれ、最も大きな影響力を持っている。

〈純血の団〉は異種族の対処に従事しており、タウ・エンパイアとジーンスティーラー・カルトの潜行勢力が発見された時は特に活動が盛んになる。『コデックス:インペリアル・エージェント』で〈純血の団〉を代表するのは、カイリア・ドラクサスだ。この急進派の異端審問官は、ネクロン狩りに身を捧げており、その情熱はアエルダリとともに任務を行うほどだ。だが、彼女は人類を第一に考える、「異種族の狩人」の専門家であることに間違いはない。

異端審問官ドラクサスは、謎に満ちた人物である。彼女はしばらく銀河から姿を消していたが、パーリア星間結合の戦争が激化し始めたと同時に、“沈黙の王”が再び現れたという情報をもって帰還した。彼女がこの領域に再び踏み入った理由は、新たな目的のためであり、またこの星間結合に張り巡らされたネクロンのパイロン網を破壊するためだと噂されている。

〈粛清の団〉の持つ不吉な目は、異端者、変異体、はぐれ異能者(サイカー)などから恐れられている。この宗団は、人類に迫る破滅を根幹から抹消するために結成され、異端審問官の中でも最も熱心かつ強硬な者が数人存在する——カタリーニャ・グレイファクスがその一人だ。彼女は鉄の意志を持った、皇帝陛下の意図を実行する執行人であり、「サイオキュルム」で異能者らを見抜く独特の能力を持つ。彼女がそのように異能者らを発見した暁には、自身のコンデムナー型ボルトガンから放たれる杭に彼らを突き刺すのだ。

かつて、異端審問官グレイファクスは、“無限なる”トラザインによってテッセラクト・ヴォールトに何世紀にも渡って囚われていた。その謎に包まれたネクロンによってそこから解放されたのち、ケイディア陥落でアバドンの軍勢との戦闘に加担した彼女は、そこで、生ける聖人であるセレスティンへの〈帝国〉の崇拝を目撃し驚愕した。グレイファクスは後に、ロブート・グィリマンの復活に立ち会うと、セレスティンに対する憎悪を抑えながら、そして聖教会に属する者たちを暗殺から守りながら、テラ艦隊を追って〈玉座の惑星〉へと赴いた。

帝国外で敵と戦う〈純血の団〉や帝国内で敵を狩る〈粛清の団〉とは異なり、〈鉄鎚の団〉はディーモンや邪悪なる〈歪み〉の影響力といった敵を相手に、〈帝国〉からはるか離れた場所で防衛活動を行なう。彼らの調査は最も危険な任務の一つだ。異端審問官がディーモンハンターとして成功するには、厳格な素質を持っていなければならない——トルケマーダ・コテアズのように。彼は厳格な管理者であり、睡眠時間を除き、自身のスパイ網から届く報告書や書類を常に確認している。

異端審問官コテアズは戦場に赴くと、「邪悪への防御」で自身の部下たちを〈歪み〉の謀略から守り、皇帝陛下の祝福を受けた異能の猛爆をもってディーモンらを撃破する。しばしば超自然的回復力と邪悪なる力を発揮するディーモンらに対抗し、コテアズは巨大なネメシス・ディーモンハンマーを駆使して、敵の頭を粉砕する。さらにその武器は、名匠の手がけた機動装甲服の力でさらに強化するのだ。

『コデックス:インペリアル・エージェント』は、忠実な信奉者たちから成る3つのバトルフォースとともに、予約販売受付中だ。この3人の異端審問官を戦場へと送り出そう。

この記事をシェアする

Read More

この記事のほかにも、こんな記事があります。