インペリアルナイトは、特に目的もなく時間を過ごす、単なる巨大な戦闘兵器に身を包んだ貴族ではない——選ばれし着装者と先人たちの遺産が複雑に繋がり、共生する存在である。機装玉座に就く者は、歴代の戦士の亡霊によって裁かれ、受け入れられなければならないのだ*。
*詳細については、Robert Rathの『Assassinorum: Kingmaker』をチェックしよう。
特殊な状況下では、異なるナイトの機体に着装者が移ることがある。特に、名を上げたアーミジャーの着装者に、クエストリス・ナイトが与えられる場合などだ。『コデックス:インペリアルナイト』の新しいクルセイド・ルールでは、そのような情報をすべて記録することができるぞ。伝説的な着装者は、さらなる進化を求めて、危険な「騎士道の探求」に挑むこととなる。
クルセイド・キャンペーン中は、「戦いの傷跡」や「征戦の至宝」を通常通りに獲得したり、インペリアルナイトのユニットを本来の方法で記録したりする以外にも、ユニットがロスターに追加されるたびに、プレイヤーは「着装者クルセイドカード」を作成することとなる。その際、名前(インペリアルナイトにふさわしい威厳のあるものがいいだろう)や、のちの選択肢を狭める忠誠先を決める必要がある。
以上の準備が完了したら、探求の開始だ。誓約を立てて完遂することで、自軍の着装者は運命に導かれるように、比類なき戦士へと成長する。プレイヤーは一度に1個の「騎士道の探求」を選択することが可能だ。3回のバトルにおいて、選択した「騎士道の探求」をどれだけ達成できたかを記録し、最後にそのスコアに対応する騎士道ポイントが与えられる。スコアが3点以下であった場合、自軍は「不名誉」の状態となり、高潔さを取り戻すためにすべてを放り出さなければならない。
「騎士道の探求」には4種類ある。それぞれの探求では、ビークルを打ち倒したり、キャラクターを全滅させたり、戦場の中心から敵を排除したりなど、プレイヤーがまさに実行したいと思うような行動を行うことで報酬を得ることが可能だ。「勝利の御旗を打ち立てよ」では、作戦目標を確保するだけでポイントを獲得できる。もしこの探求を実行しないのなら……不名誉であると言われても仕方ないのかもしれない。
騎士道ポイントは、着装者にはじめて割り振られたときに、「気質」を通して着装者のスキルを向上するのに使用できる。8つの選択肢**から選べる「気質」は、騎士道ポイントを得れば得るほど、次第に着装者の力を増すことができるユニークなスキルだ。「角笛の気質」では奉公人アビリティの範囲を広げることができ、「指導の気質」では、各バトルの終了後、自軍のロスターに含まれている他のユニットにボーナスXPを与えることができる。
**このうち3つは、帝国騎士、教団騎士、漂泊剣士に限定されている。
これに加えて、「征戦の至宝」「補給」「従軍記章」も通常通り獲得できる。「補給」から「聖鎧保管士の手」を選択した場合、ナイトを新しいものに取り替えることが可能となるぞ。
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