新版において、アデプトゥス・カストーデスの一般的な【耐久力】は7以上(アナテマ・サイカナの軍勢を除く)となっており、かなり強靭な存在であると言ってもいい。つまり、歩兵(インファントリー)への攻撃を想定した武器の多くも、かれらに対してはそれほど効果が見込めないということだ。だが、もちろんルールに例外はある。では、有能なシールドキャプテンを志すうえで注意すべき点をここに紹介しよう。
[特効X]、[会心ウーンズ]、[ランス]、[会心ヒット]、[メルタ]の武器アビリティには注意が必要だ。いずれもそれぞれ異なる理由で脅威となるうえ、多くのアーミーがさまざまな方法でこれらを使用してくる。
[特効X]、その中でも一般的に[インファントリー特効]は、カストーディアン・ガードの【耐久力】を無視することができる。アデプトゥス・メカニカスとデュカーリの軍勢には、この武器アビリティを標準として備えているユニットがいくつか存在する。適切な時に要となる策略を使ったり、適切な指揮官をそのユニットに合流させたり、特定のオーラを持っていたりすると、ハスタリ・エクスターミネイターやカタフロン・ブリーチャー、スカージ(ヘヴィウェポン装備)、ラックなどのユニットの能力(特に、「盟約の同志団」デタッチメントの策略「恐怖の醸成者」を組み合わせた場合、[会心ウーンズ]と[インファントリー特効]が組み合わさったときの効果に注意する必要がある。)は、黄金の玉座の誇り高き防衛者にとって厄介なものとなるだろう。
[特効X]ほどではないにせよ、[ランス]もまた、強力な【耐久力】を揺るがす武器アビリティだ。ブラッドエンジェルのような軍勢は黄金の装甲のトップの座を狙い、カストーデスに挑む方法を数多く持っている。通常ならダメージを与える見込みが低いロールでも、その成功率を高めることができてしまうのだ。特にサングィナリー・ガードには油断できない。かれらのエンカーマイン・スピアは[ランス]を標準で有しており、これにヒットとダメージの能力を強化する「天使の軍団」デタッチメントのルールが組み合わさると、その威力はさらに高まる。自身の優位性を示そうとして、逆に手痛い反撃を受ける羽目になってしまうかもしれない。
また、ブラックテンプラーも忘れてはならない。彼らの「聖堂騎士の誓約」は、その名にふさわしい「あらゆる挑戦を受け入れよ、いかに困難であろうとも」アビリティを持つ。これは[ランス]と同等にウーンズロールを強化できるうえ、そのために突撃する必要もないのだ。
[会心ヒット]は、ダメージのプロセスそのものを無視する。この効果はあらゆるアーミーに対して等しく作用するが、銀河で最も精鋭な戦闘部隊を率いる身としては、決して軽視できない。デスガードとケイオス・スペースマリーンに接触する際は、いずれも注意が必要だ。ほどんどすべてのデスガードのユニットが、[会心ヒット]を有する武器を持っているうえ、中でもデスシュラウド・ターミネイターは特に強力だ(しかも、この戦士たちは[インファントリー特効 4+]のプレーグスパート・ガントレットまで備えている)。さらに、ほとんどのケイオス・スペースマリーンのユニットが、「暗黒の盟約」によって[会心ヒット]を得ることができる。またチョーズンは(特にヒューロン・ブラックハート&渦の支配者たちが率いている場合)、十分な【貫通値】とともに多くの【攻撃回数】を持つため、カストーディアンは自身の【スペシャルセーヴ値】に頼らなければならなくなるだろう。
暗黒の盟約
自軍アーミー陣営が異端戦闘者ならば、このアビリティを有するユニットが射撃または白兵を宣言する際、『暗黒の盟約』を結んでもよい。そうする場合、まずそのユニットは『暗黒の盟約』を解決する前に、指揮統制テストを行わなければならない。テストに失敗した場合、そのユニットはD3ポイントの致命的ダメージを受ける。その後、このユニットの武器は、フェイズ終了時まで、以下のアビリティのうち1つを得る:
[メルタ]は、また違った意味で危険である。【耐久力】の価値を下げられることはないが、【射程】の半分以下の距離ではダメージ量にボーナスがつけられるため、高い【負傷限界】を持つ兵は、スペシャルセーヴィングを失敗するたびに苦渋を味わうことになるだろう。例えば、スペースマリーンのエラディケイターとアエルダリのファイア・ドラゴンなどは、[メルタ]の武器アビリティを備えた強力な武器を持っている。修道聖女会のレトリビューターは、アーミールール「信仰の奇蹟」の奇蹟ダイスを使ってダメージ量を最大限にできるため、彼女らもまた、危険な存在となる。
[会心ウーンズ]は不安定ではあるものの、少ない兵数から構成されたアーミーを相手にする際には、非常に脅威的なアビリティとなり得る。ロール後のクリティカルウーンズに対してセーヴ値は役にたたず、「痛みを知らぬもの5+」を使って致命的ダメージを無効化するしか方法はない。つまり、威厳ある半神は、すぐさま困難に陥るかもしれないのだ。[会心ウーンズ]をうまく利用できる者たちの中には、ワールドイーターとケイオス・ディーモンがいる。
ワールドイーターは、「コーン神の祝福」の「斬首の一撃」に恵まれるだけのちょっとした運が必要だが、そのアーミー全体の白兵攻撃が、インファントリー・ユニットに対して[会心ウーンズ]を持つことができる。そのため、エイトバウンドや大規模なコーン・バーザーカーのようなユニットが運良く6のロール結果を出した場合、不運なカストーディアンたちを打ち倒すことも可能となるのだ。
ケイオス・ディーモンにも十分警戒すべきだろう。例えばスカルテイカーと”愉快な仲間”ブラッドレターなども要注意だ。スカルテイカーは、かれらの白兵攻撃に[会心ウーンズ]を付与する上に、レンドマスターの「流血の玉座」アビリティなど、他のユニットによる支援を得ることもある。このアビリティにより、支援する各レンドマスターの【攻】、【貫】、【ダ】は1ポイントずつ向上し、その上でスカルテイカー自身も攻撃を繰り出すことができる。
コーン神の祝福
自軍のアーミー陣営がワールドイーターである場合、バトルラウンド開始時に、自軍側はコーン神の祝福ロールを行ってもよい。そうする場合、D6を8個ロールする。それらのダイスを用いて『コーン神の祝福』(右記参照)を最大2個まで発動できる。各『コーン神の祝福』は、特定のロール結果が必要であることを示している(特定の数値が示されている場合、その数値以上の同じ出目が2つ、もしくは3つ必要である)。それぞれの『コーン神の祝福』を発動できるのは、各バトルラウンドにつき1回のみである。その後、使用されたなかったコーン神の祝福ロール用のダイスはすべて破棄される。一度発動されると、そのバトルラウンドの終了時まで、各『コーン神の祝福』は自軍側アーミーに属するすべてのユニットに適用される。
斬首の一撃
このユニット内の兵がインファントリー・ユニットを対象に白兵攻撃を行う際、その攻撃は[会心ウーンズ]アビリティを得る。
もちろん、高いダメージ力を持った攻撃回数の大きいユニットにも油断はできない。インペリアルナイトとケイオスナイトは、兵1体を一撃で倒すほどのユニットを多く擁しているし、ケイオス・ディーモンには驚くべき速度で殺戮し、コーン神に頭骨を捧げるスカーブランドがいる。またオルクには、例えば〈大いくさだァァァア!〉の預言者であるガズグッカル・ザラカがいる——これらはほんの一例であるが、こうした強敵を相手に十分なセーブロールを成功させられなければ、アデプトゥス・カストーデスの軍勢は苦境に立たされるだろう。つまり、セーブロールに失敗しなければいいだけの話だ。簡単だろう?ちなみに、コデックスとともに発売されるダイスが皇帝によって祝福されているかどうかは保証できないが、手に入れても損はないだろう。
弱点に備え、油断を怠らなければ、アデプトゥス・カストーデスはかなり手強い軍勢だ。敵が厄介な存在になる前に撃破するか、あるいは防御オプションを活用して敵からの攻撃ダメージを抑えることで、そうした多くの試練を乗り切ることができるだろう。
新しい『コデックス:アデプトゥス・カストーデス※』は、今週の土曜日から予約注文が可能だ。近日中にコデックスに記載されているデタッチメントを組み合わせて楽しむお勧めの方法も紹介するので、ぜひチェックしてほしい。
※日本では、こちらの製品の発売日は後日となります。
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