ウォーハンマー40,000のバランス・データスレート — 41千年紀における変更点を紹介

3月といえば、FAQやエラッタのアップデートに加え、ウォーハンマー40,000の最新バランス・データスレートが公開される時期だ。ウォーハンマースタジオが、その主な変更点についていくつか話してくれた。その内容については以下を読んでみよう。すべてのアップデート情報は、下のボタンからダウンロードできるぞ。

修道聖女会
修道聖女会は、〈帝国〉の敵との戦闘において少し苦戦していたから、「信仰の奇蹟」の一部を再度考え直したんだ。ユニットが全滅するたびに奇蹟ダイスを1個獲得できるルールを戻したよ。前回の成り行きには納得がいかなかったから、今回は修道聖女会のプレイヤーにとってよりおもしろく、公平に働いてくれるといいな。
いくつかのユニットのポイントも減らしたよ。奇蹟ダイスを前ほど使えなくても、彼女たちの強さをより表現できるようにね。
皇帝近衛団

皇帝近衛団は最近とても調子が良いから、プレイヤーがざまざまな方法でこの陣営を楽しんでいるようで嬉しいよ。でも、かれらに対抗するプレイヤーのみんなも満足のいく時間を過ごせるように、いくつかのユニットから皇帝の大のお気に入りの部隊にポイントを移動させた。たとえば、ブレイドチャンピオンカストーディアン・ウォーデンは、実際のポイント数が表す強さよりも強力なことから、今回ポイントを増やしたんだ。加えて、ヴェネラブル・コンテンプター・ドレッドノートテレモン・ドレッドノートのポイントも少し増やしたよ。新しい「太陽の先鋒」のデタッチメントによって、かれらの輝きは増したからね。

アレイアカストーディアン・ガードナイト・センチュラ、シールドキャプテンなど、同程度のユニットよりも割高だと感じたいくつかのユニットのポイントは減らしたんだ。

帝国技術局

アーミーに編入させやすくするため、ベリサリウス・カウルテックプリースト・ドミヌスのポイントを少し減らしたよ。

アエルダリ

アシュルメンのアビリティである「アシュリアンの御手」に変更を加えた。[会心ウーンズ]が発動される回数を減らすため、[インファントリー特効]を5+にしたんだ。

帝国防衛軍

コンバットエンジニアの「遠隔地雷」に変更を加えた。カサーキンの「メルタマイン」との調和を考えて、敵ユニットが受ける致命的ダメージをD3ポイントに減らしたんだ。

橋頭堡強襲部隊」のデタッチメントがとても強力であることを証明できたから、それによって強化されるユニットのポイントを増やしたよ。また、コデックスの発売に合わせて、テンペストゥス・サイオンの「強襲兵」アビリティの内容を、ロールをリロールできることに置き換えた。だから、「橋頭堡強襲部隊」の「射撃エリア掃討」のルールも変更したんだ。ウーンズロールに代わってヒットロールが+1の修正を受けるようになった。あと、策略「猛射」のCPコストも増やしたよ。特別強力であることを表現するためにね。

ブラッドエンジェル

コデックスの他のユニットと調和をとるために、特定のデスカンパニー・マリーンのユニットとデスカンパニー・キャプテンのポイントを減らした。一方で、「怒りに駆られた戦士」の強化でより激しい怒りを表現するため、適度にポイントを増やしたよ。

ケイオス・ディーモン

放埓の軍団」がいかに強力かを証明することができたから、このデタッチメントルールに変更を加えて敵への懲罰を軽減することにした。「魅惑的な賭け」でヒットロールとウーンズロールを何個でもリロールすることはできなくなったよ。でも、ユニットが自軍側の「渾沌の影」の範囲内にいる場合、ヒットロールを何個でもリロールできるというルールは変わらない。このほうがより公平になるし、〈歪み〉の外にいるディーモンの変異の力とより調和を保てると考えたんだ。

策略「苦痛の盗人」にも変更を加えた。以前までは、代わりにダメージを受けるユニットを物陰に隠すことが可能だったから、そのユニットが対象から視認状態であることを条件にしたんだ。
また、策略「圧倒的な放埓」の戦闘ショックを取り除いた。だから、どんな場合であってもこのユニットに対して行われる攻撃のヒットロールは-1の修正を受ける。射撃と白兵戦フェイズ中にこの策略を使うことができるようになったよ。
リーグ・オヴ・ヴォータン

リーグ・オヴ・ヴォータンは、君と君が率いるアーミーを常に品定めしている。そのため、かれらにふさわしい変更点をアーミールールに加えたんだ。アーミールールでは、敵ユニットをバトル開始時に2個選択し、選択した各敵ユニットに審判トークンを2個与えることができるようになった。また、その変更に合わせて、誓約団の審判が下された敵ユニットのバトル開始時の個数を減らしたんだ。

オルク

オルクが仲間内で威張り合っていることをより表現するために、「賤術的大旅団」のデタッチメントにある「聞け、てめェら!」のルールに変更を加えた。オルクのユニットが選択できる「賤術」を1個のみに減らして、指揮統制テストを常に行うという条件にしたんだ。自分の強さを知らしめるのに、頭を数個かち割る必要があるかを見極めるためにね。この変更によって彼らの世界観により近づけることができるし、「賤術」の組み合わせが少なくなることで、いくつかのユニットが強くなりすぎてしまうといったことを避けられる。

タンクバッスタにも変更を加えた。「ボムスクイッグ」を送り出すには、敵が視認可能状態であることを条件に加えたんだ。それと、一回につき一匹ずつ送り出すように少し言い方も変更したよ。

スペースマリーン

スペースマリーンに加えた新しい変更にはとても満足しているんだ。でも、〈戦いの聖典(コデックス・アスタルテス)〉に準拠していると主張する戦団がいくつか見受けられる。聖典を見ようともしたことがないのは明白なのにね……。だから、「節目の誓い」の効果は『コデックス:スペースマリーン』のデタッチメントを使用している場合にのみ適用されるということを明確にしたよ。

また、ウリエル・ヴェントリスが「縦深攻撃」を付与できるのは、フォボスとグラヴィス、タクティカスのユニットだけとなった。

レフテナント(フォボスアーマー装備)には、移動と射撃をして、そのあとに突撃もするような者がいた。今回、「戦略的分散」のルールに制限を追加して、移動後に突撃を宣言できないようにしたんだ。

策略「疾風のごとき回避」は、機動性の低いユニットを対象にしていた。だけど今回、これに制限をかけ、インファントリーと騎乗ユニットのみを対象とする条件に変更したんだ。

アップデートの全容と詳細については、最新のバランス・データスレートで確認できるぞ。下のボタンからダウンロードしよう。
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