シェイド、レイヤー、ベースコートにも！— Warhipsterがコントラストカラーのコツを紹介

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2025.2.26

先週、Vincent Knotleyがコントラストカラーの魅力を紹介してくれた。でもコントラストカラーを使いこなすミニチュアペインターは彼だけではない。YouTubeではWarhipsterとして知られているJosh Hillもその一人だ。Joshは、コントラストカラーを使った高度なテクニックを紹介するペイントガイド動画を数多く作成している。この記事では、彼のペイント作業に欠かせないコントラストカラーの魅力について話を聞いてみたぞ。

Josh：コントラストカラーの一番好きなところは、その汎用性の高さだ。もちろんどんな種類の塗料でも、テクニックや使い方を知っていれば、いろんな使い道ができる。ベースカラーをシェイドとして使ったり、グレイズをドライブラシとして使ったりね。でもコントラストカラーを使うと、そういったことも簡単にできるから、自分が思い描くアイデアを短い時間でミニチュアに施せるんだ。

コントラストカラーはベースコートにもシェイドにもなる。グラデーションやグレイズに使ったり、色褪せた効果を出したり、点描を施したりもできるよ。ポットからそのまま塗料を取って塗ってもいいし、少しだけ薄めてもいい。コントラストカラーを使えばミニチュアをスピーディに塗れるだけでなく、独自のテクニックや細工を素早く施せる。ポットから取り出して、ひと塗りでベースカラーを塗れるんだ。時間の大幅な節約になるよ！

コントラストカラーのおかげで、ペイント作業にかかる時間が短縮されたんだ。黄色や白のような扱いにくい色を使うときもね。たとえば、週末に方舟イアンデンのガーディアンを塗ったんだけど、25分くらいでバトルレディに仕上がったんだ！　コントラストを使い始める前だったら、黄色を4回重ね塗りするだけで同じくらいの時間がかかっていたと思う

コントラストを使うときは、繊細に作業することと、塗料の量に気をつけることが大切だ。マジックペンみたいなものと考えたらいいよ。同じ色を重ね塗りすると彩度が倍になる。繊細に作業しつつ塗料の量に気をつければ、ミスを手直しする時に色ムラが起きにくい*。コントラストカラーは乾くまでに時間がかかるから、何度も細かくブラシを動かして塗るのではなく、ブラシを長く走らせて、仕上がりがスムーズになるように広範囲を塗るといい。装甲板やセクション、筋肉部分を一度に1箇所ずつ塗って、丁寧にミニチュアを塗り進めていくといいよ。

ブラシに取る塗料の量は、ブラシが濡れる程度で、かつ塗料が滴り落ちないくらいがベストだ。塗料を取ったらブラシを2、3秒そのまま持って確認するといい。もしブラシの先が膨れてきたら、それは塗料の量が多すぎるということ。ポットに塗料を少し戻すか、僕みたいに親指で余分な量を取って、塗り始めよう！

それから忘れてはいけないのが、水を使わないこと！　とにかく使わないで！　コントラストに水が混ざると、色が分離して、水の跡のようなものが残ってしまう。塗った部分の外側に色の濃い細い輪のようなものができてしまうんだ。でもメディウムを使えばそんなことにはならない。コントラスト・メディウムとラーミアン・メディウムは、どっちも違った意味で良い役割をしてくれるよ。

何のコントラストカラーから集めればいいか、判断するのは難しいかもしれないね。でも強いて言うなら、ブラックレギオン、バアル・レッド、インペリアルフィストがおすすめだ。これらの塗料を使えば、しっかりしたベースコートを簡単に作れるし、他の色やシェイドカラーを使って変化や陰影をつけることができる。たとえば、ブラックレギオンにナルン・オイルを重ねれば、豊かで滑らかな黒色になるんだ。これまでの中で、おそらく一番上手かつ簡単に塗れた色だったね。

その他の塗料では、サイゴール・ブラウン、スケルトン・ホード、ブラックテンプラー、グィリマン・フレッシュ、タラサール・ブルーなどがおすすめだ。どれも単色で使っても素敵な色だけど、いろんな使い道があるんだ。たとえば、サイゴール・ブラウンはコントラスト・メディウムで薄めるとゴージャスな赤褐色になるし、ブラックテンプラーはダークグレーの細部を塗ったり、他の塗料の上から使って下地の色を暗くしたりするのに使えるよ。