グューランの禍事 5日目:昼に苦しめ、夜に現る

哀れな者らよ、我らの前に跪き、震え上がれ! ナイトホーントがやって来たのだ! 邪悪な行列に目を凝らし、今解き放たれる恐怖を体験するがよい。以下の動画で、Alexが我ら亡霊の前触れを告げ、君の運命を明らかにしよう。

この「グューランの禍事」の行列の先頭に用意されたのは、ナイトホーントの新しい戦闘陣形2つ。まず一つ目は、「飢餓の中枢」。この恐ろしい戦闘陣形では、悲嘆の中枢(Nexus of Grief)を敵ユニットに近づくように移動させ、その敵の動きを阻み、指揮アビリティを使用させないようにすることが可能だ。吸い取った魂が詰まったこの煉瓦造りの構造物に攻撃されたら、敵はジェネラルの命令にさえ従わなくなるだろう。この新しいナイトホーントの陣営地形に関する無料のルールは、ダウンロードセクションから手に入る。また、悲嘆の中枢(Nexus of Grief)はこの戦闘陣形だけに限定されるものではない。

もう1つの陣形は、「死錆の悪霊」。この悪霊が存在するだけで、敵の装甲は腐食し、セーブロールが低下する。まだ正気を失うほど怯えていない敵の兵士であれ、目の前で装甲が崩壊すれば、気が動転するに違いない。

さらに今回、幽体の神器が3つ用意された。そのどれもが不気味さに溢れているぞ。「苦悶の杖」は、息絶えた敵の苦痛や悲嘆を取り込み、魔術師に力を与える。「目覚める悪夢の護符」は、敵の英雄の心に悲惨な幻影を写し出す。敵の英雄は絶叫を上げながら逃げ惑い、亡霊の射的の的にされるのだ。「悔悟者の墓石」は、手下の亡霊が取り憑く特殊地形の数に応じて、自軍ユニットの近接攻撃が強化されるというものである。亡霊から+3の【攻撃回数】を見舞われたあのプレイヤーは、今ごろ安らかに眠っているだろうか……*。

この超常的な行列行進の中心には、この世のものとは思えない2つのウォースクロールが用意された——ブラックコーチとクルドス・ヴァレンティアンだ。「グューランの禍事」のブラックコーチは、あらゆるものを粉砕し、轢き殺し、土地の領有権を主張するために作られた。元のブラックコーチほど転位できないが、必要な時には魔術師になれるという可能性を秘めているのが特徴だ。非常に不穏な戦術や組み合わせが可能になるかもしれない……。

一方クルドスは、グューランに入ってから、さらに辛辣でひねくれた性格になったようだ。自由な生命の領域で、苦悩に満ちた霊でいるのは大変なことなのだろう。クルドスが自身より低い【確保力】を持つ者に対して攻撃を行う場合、彼はヒットロールとウーンズロールにボーナスを受ける。さらに、自身の従者たちを駆り立て、同じような卑劣な行為を行わせることも可能だ。とは言っても実際のところ、この従者たちはクルドスの言うことを聞くわけではなく、主殺し(英雄殺し)や窃盗(作戦目標奪取)、大逆(指揮アビリティの使用停止)など、やりたい放題の行為を行う。このためクルドスは、ナイトホーントのアーミーにとって特に役立つだけでなく、興味深い存在とも言えるだろう!

バトルプロフィール

グューランの禍事:ブラックコーチ

構成兵数:1

ポイント:280

連隊オプション:戦闘兵器

ベースのサイズ:170 × 105mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

グューランの禍事:怯懦王クルドス・ヴァレンティアン

構成兵数:1

ポイント:190

連隊オプション:0-1 カースド・ソウル、任意のナイトホーント

ベースのサイズ:60mm

このユニットは、『ジェネラルズ・ハンドブック 2025-26』のバトルパックを使用したバトルのマッチプレイに使うことができる。

もう流れはおわかりだろう。これを読み終えて、仕事を片付けて、ミニチュアを塗って、夜ご飯を食べて、ネットでいろいろ検索して寝る。そして明日も「グューランの禍事」に戻ってこよう。次に紹介するのはシティ・オヴ・シグマーだ!

* 彼は勇士だった……。

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