ソウルブライト・グレイヴロードのプレイ方法を紹介

アーミーセット『デスラトル』の店頭発売を間近に控え、魅力満載な内容や新しいバトルトームがソウルブライト・グレイヴロードの軍勢の手に届く日も間近に迫ってきた。Warhammer Communityに所属するエイジ・オヴ・シグマーの専門家たちだけではこの軍勢に関して説明しきれないため、今回、YouTubeで活躍するAoS CoachのAnthony Magroに、『デスラトル』のアーミーセットを最大限に活用する方法を解説してもらった。

Anthony:ソウルブライト・グレイヴロードが新しいバトルトームを携えて再び蘇るね。この邪悪な生命転移をみんなに使ってもらうのが楽しみだ。ソウルブライト・グレイヴロードは、その回復力と強力な英雄たち、そして蘇生の技術で知られている。新しいバトルトームには、2個の名高き軍勢や、レヴェナント・ドラコニス、ヴァンパイア・ロード(ナイトメア騎乗)、バロウナイト、バロウガードといった新ユニットが含まれているんだ。新しい方法で軍勢を召集できるよ。

それでは、ソウルブライト・グレイヴロードを最大限に活躍させるコツを紹介しよう。

耐久力と再帰能力

基本的に、ソウルブライト・グレイヴロードは回復力のあるアーミーだ。バトル中に撃破された兵やユニットを復帰させることができる。

このアーミーには、“不死者の至高なる主”ナガッシュ、ヴォルドライ王子、ネフェラタ、マンフレッド、ラウカ・ヴァイといった強力な英雄たちが勢揃いしている。それぞれの英雄にはユニークなアビリティがあり、対戦相手を脅かす存在になるはずさ。それだけでなく、卓上で目を惹く素晴らしいミニチュアにもなるね。

ソウルブライト・グレイヴロードの真の強さは、大抵の場合、君の歩兵の選択によって決まる。つまり、デスラトルとデッドウォーカーのユニットが重要になってくるんだ。「死の祈り」アビリティを使えば、これらの兵を復帰させることができるし、「無尽蔵の軍団」のアビリティを使えば、これらのユニットの兵数の半分は戦場に戻って来られる。「起き上がる死者」のアビリティによって、この兵士たちを柔軟に戦場に配置することもできる。ソウルブライトのすべてのユニットが加護セーブを持っていることはもう言ったかな?


顕現と陣営地形

ナガッシュはナガッシザールの漆黒の宝庫を開け放ち、御使である君たちに「死地の顕現」と陣営地形の「呪われた墓」を贈ってくれたようだ。これによって、「死地の顕現」を召喚するソウルブライト・グレイヴロードの魔術師は、「呪われた墓」から距離や視認状態を判定できるようになった。

新しい顕現は魅力的だよ。「ナガッシュの手」は戦場をテレポートできるし、「罪咎の棺」は英雄が装備している近接武器の【攻撃回数】に+1の修正を与えるか、その英雄をD3ポイント回復させられるんだ。「ナガッシュの手」と「吸血の群れ」はクリティカルヒットが出ると敵に致命的ダメージを与えるから、近接戦闘で役立つと思う。

デスラトルデッドウォーカーのユニットを予備戦力に配置する場合、または「無尽蔵の軍団」アビリティを使用して戦場に復帰させる場合、そのユニットを「呪われた墓」の範囲内に配置することができる。これにより配置の柔軟性が増すから、戦術目標を達成したり、敵と戦ったりするのに最適な位置にユニットを配置することができるよ。


戦闘陣形と名高き軍勢

ソウルブライト・グレイヴロードにはさまざまなユニットやアビリティがあるから、いろんな方法でアーミーを編成することが可能だ。特定のキーワードを助長する戦闘陣形が4個、「墳墓軍団」と「真紅の城塞勲爵士団」という新しい名高き軍勢が2個登場する。

新しいバロウナイトとバロウガードは、「クリティカル(致命的)」を持つ恐ろしい近接武器を装備している。戦闘陣形「死の行進」を使用すれば、その近接武器をパワーアップさせることができるよ。この戦闘陣形によって、そのターンでユニットが突撃を行った場合、近接武器の【貫通値】に+1の修正が加えられるんだ。またバロウナイトは、ターン終了時に撃破された兵1体を蘇らせることができる。さらに、条件にあった英雄がいれば、バロウナイトとバロウガードのユニットは「加護(5+)」を持つことができる。

ヴァンパイアのアーミーは、戦闘陣形「血の饗宴」を使って、呪文の詠唱能力と近接戦闘のダメージを向上できる。突撃時のウーンズロールに+1の修正を受けられるのは、ヴォルドライ王子とブラッドナイトにとってメリットだね。ブラッドナイトのユニットは、報復攻撃時を含む突撃ロールにリロールを与えてくれる、新しいヴァンパイア・ロード(ナイトメア騎乗)を気に入ると思うな。

ダイアウルフデッドウォーカー・ゾンビのような【体力】の合計ポイントが高いデッドウォーカーのユニットを使って、戦場を制圧するといい。デッドウォーカー・ゾンビやダイアウルフの増強ユニットは、ユニット1個あたり合計40ポイントの【体力】を持つため、対戦相手はこれらのユニットと戦い抜いたり、作戦目標を変更したりすることが難しくなる。ダイアウルフの「全力移動」と「突撃」のアビリティなど、巧妙な能力がいくつかあるのも注目ポイントだ。


名高き軍勢:墳墓軍団

墳墓軍団は歩兵または騎兵のワイトキングに率いられている。ワイトキングは、この軍団で総大将のキーワードを得るんだ。また、好きなデスラトル・ユニット(バトルトームにこのキーワードがあるものであれば何でもいい)をアーミーに編入することができる。墳墓軍団では、回復力や相手にペナルティを与える能力を活かして戦い抜くことに焦点が置かれているんだ。この軍団の注目ポイントを下にまとめたよ:

  • 墳墓の衛兵」のアビリティによって、ユニットが「呪いの墓」の9mv以内に全体が入っている間、そのユニットの近接武器は「対突撃(+1 貫通値)」を得る。
  • 塵に帰す」のアビリティによって、第3バトルラウンド以降、「呪いの墓」が戦場に配置されている場合、敵のセーブロールはマイナスの修正を受ける。
  • 下卑た王国への贈り物」のアビリティを使うと、英雄に3つの神器を付与できる(神器は5つあるよ)。
  • ワイトキング(スケルタル・スティード騎乗)は、特殊地形または作戦目標を1個選択し、その特殊地形または作戦目標の6mv以内に全体が入っているデスラトル・ユニットのヒットロールに、+1の修正を与えることができる。


名高き軍勢:真紅の城塞勲爵士団)

真紅の城塞勲爵士団は、スピードや攻撃、ダメージの付与に重きを置くヴォルドライ王子に率いられている。注目ポイントは以下だ:

  • 血みどろの道を刻む者」のアビリティを使うと、ブラッドナイト・ユニット1個は、近接戦闘中に突撃できるアビリティを得る。
  •  死の風」の呪文を使うと、突撃時に3D6をロールできる。戦場中を脅かす存在になるだろうね。
  • ブラッドドラゴンの杯」を使って、バトル中1回限り、装備者を3D3ポイント回復させることができる。
  • ヴァンパイア・ロード(ナイトメア騎乗) の「血と栄光の為に!」のリアクションアビリティによって、このヴァンパイア・ロード自身と12mv以内にいるブラッドナイト・ユニットは、突撃ロールをリロールできる。選択されたブラッドナイト・ユニットは、ヴァンパイア・ロード(ナイトメア騎乗)の直後に突撃することもできる。つまり、2個のユニットで報復攻撃を実行できる上、どちらのユニットもその報復攻撃でリロールできるんだ。すごいよね!


まとめ

ソウルブライト・グレイヴロードをプレイする方法は他にもあるよ。1回のターンで9回の呪文詠唱を行えるナガッシュを中心にアーミーを編成して、呪文を使って敵を凌駕したり(呪文の暴発には要注意!)、ラウカ・ヴァイやレヴェナント・ドラコニスなどを編入させて大型獣に焦点を当てたアーミーを作ったり、コヴン・スローンヴァルガイスト、虚ろの王刃団などを組み合わせたりするのもいい。

『バトルトーム:ソウルブライト・グレイヴロード』に収録されている新しい戦闘方法を使って、ナガッシュのために魂を手に入れよう。ソウルブライトのジェネラルは、耐久力のあるユニットや強力な英雄たち、スピード、魔法、打撃力のある近接戦闘など、好きなプレイスタイルに合わせてアーミーを編成できるよ! 

ありがとう、Anthony。AoS CoachのYouTubeチャンネルでは、上級編の戦術的アドバイスや、バトルトームの詳細なプレビューが紹介されている。ぜひチェックしてみよう!

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