煤けた真鍮、腐った木、歪み石から成る〈大齧り〉は、ぐらつきながらも大焦界にそびえ立っている。スケイヴンはこの現実界の裂け目から何千と溢れ出し、シグマーの砦を征服しようと躍起になっているのだ。
それでも、戦いに敗北はみられない。ストームキャスト・エターナルは、このような危険な領域に踏み込む粘り強さと不屈の精神を備えている。彼らは、無数の大群に立ちはだかる、金色の装甲を身に纏った数少ない防衛線なのだ。
そして今回、ウォーハンマーワールドの才能あふれるエキシビジョンチームの努力により、この戦いの一端を描いた新しい巨大展示品が制作された。この壮大なプロジェクトの制作過程を記録した、担当者のインタビュー付きタイムラプス動画をチェックしてみよう。
この新しい展示品は、「Spires of the Gnaw(大齧りの尖塔)」と名付けられた。公式説明は以下の通り:
「火の領域アキュシーでは、スケイヴンが襲撃を仕掛けていた。彼らの邪悪な企みにより、大陸は悪に満ちた〈大齧り〉へと墜落した。その今にも崩れそうな尖塔の上には、ワープシャッター・ベルがそびえている。その鐘の音を聞くと、鼠人らは血に飢えた狂気へと駆り立てられるのだ」