ベリサリウス・カウル率いる帝国軍が、パーリア星間結合でネクロン王朝の侵攻や邪悪な勢力と戦いを繰り広げる中、ナハムンド回廊では事態が悪化の一途をたどっていた。ナハムンド回廊は、〈大亀裂〉を通る唯一安全な回廊であり、渾沌の勢力との戦いにおいて重要な橋頭堡である。
ヴィジルスでのマルネウス・カルガーによる決死の勝利によってもたらされた一時的な猶予は、終わりを告げた。そしていま、『ウォーハンマー40,000 クルセイド:ナハムンド回廊』で、恐るべき艦隊が帝国聖別領域の盾となる惑星に襲いかかる。ウォーハンマー40,000で繰り広げられる壮大な物語の拡張版が登場だ!
戻ってきたハールケン・ワールドクレイマーが、ナハムンド回廊の終着点で〈帝国〉の防衛線に己の槍を打ち込むことを誓った。新しく登場する本では、ハールケンによる要塞惑星サングア・テラへの攻撃が詳述されている。彼の前に立ちはだかるのは、〈聖別防壁〉と呼ばれる要塞だ。この要塞は4つの星系で構成され、地球への航路を守っている。さらに、上級尼僧長ユーニス・エルイタと彼女の信仰の闘争軍が加わった、帝国連合軍も登場する。
ワールドクレイマーの侵攻は、40ページ以上にわたって描かれている。ここに収録されているのは戦術図、美しいアートワーク、そしてサングア・テラ戦争で展開された軍勢に関する詳細な記録だ。この重要な砦の陥落は回廊に深刻な影響をもたらすだろう。それを阻止するには、“生ける聖人”セレスティンのように強大な英雄が必要となる。
新しいキャンペーン・ルールでは、プレイヤーは3つの軍勢に分けられ、聖戍の城塞からアクランドール宇宙港まで、サングア・テラ全域における重要拠点の支配権を争う。これらの場所で戦闘を行いバトルポイントを獲得すると、各キャンペーンフェイズ終了時に各軍勢の支配権が高まり、頂点に立ったものが、その地域の覇権を握ることができるのだ。
戦いには名の知れた多くの英雄が参加しているため、使用できる伝説的英雄・ユニットは豊富に存在する。さらに、新たな「大いなる勇士」のアビリティを使って、英雄たちにさらなる力を与えることが可能だ。キャンペーン・マスターは、そのキャラクターのテーマに最も適しているアビリティを英雄に割り当てる。たとえば、ハールケン・ワールドクレイマーには「最前線の勇士」アビリティが、“生ける聖人”セレスティンには「鼓舞の勇士」がふさわしいだろう。
バトルでは、新しい「戦術的予備戦力」のルールが使用される。これにより、バトル開始前に自軍を召集する方法が変更された。通常の方法ですべての兵が展開されるのではなく、アーミーはいくつかの増援部隊に分けられ、異なるタイミングで戦場に展開される。 ゲーム開始時に戦場に配置されるのは、ポイント合計のおよそ半分を占める主力部隊のみだ。
その後、第2バトルラウンドおよび第3バトルラウンドの開始時に、プレイヤーは増援部隊を1個ずつ選択する。選択された増援部隊はすぐに戦闘に加わるため、プレイヤーはどの部隊を投入するかだけ選択すればよい。プレイヤーがゲーム開始前に選択できる増援部隊は最大3個だ。これにより戦術の選択肢が広がり、進行中のバトルの流れにあわせて、最も適した増援部隊を2個選ぶことができる。
たとえば、2,000ポイントのストライクフォースのゲームでは、各増援部隊のポイント上限は500ポイントであるため、結果的には2,000ポイントのゲームをプレイすることになる。この「戦術的予備戦力」のルールによって、戦略志向のプレイヤーがバトル中に柔軟に対応できる場が広がった上、ゲームの行方を先読みして慎重に計画を立てるプレイヤーが楽しめるような、興味深いひねりが加えられた。
ダイナミックな増援部隊の登場によって、戦況を大きく変えることができるだろう。これにあわせて、「精密縦深攻撃」のルールも含まれているぞ。大胆不敵な降下部隊に、選択した敵の近くでリスクの高い降下を行わせることができる。ただし、降下地点の周囲に敵が密集しているほど、致命的な災難に見舞われる可能性が高くなるため注意が必要だ。致命的ダメージを負ったり、戦闘ショックテストを受けたり、そのターンで実行できるアクションを失ったりすることさえある。
白熱した新しいミッションや、テーマに沿った「戦闘特性」や「征戦の至宝」まで、この魅力溢れるキャンペーン・サプリメントには、今回記事では紹介しきれないほどのコンテンツが満載だ。現在プレオーダー受付中の『ウォーハンマー40,000 クルセイド:ナハムンド回廊』をチェックして、〈聖別防壁〉の戦いに参加しよう!
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