『キルチーム:タイフォン』でティラニッドの侵略から巨砲を守り抜け!

機械教団はラヴェナーの群れを阻止できるのか

近頃の惑星ヴォルクスは、大混乱という言葉では言い表せないほどの窮地に陥っている。〈帝国〉の勤勉な労働者たちが巨砲の再装填に励んでいる中、タウ・エンパイアは侵攻を進め、オルクは大砲塊の強奪を試み、渾沌教団も猛威を振るっているのだ。事態はこれ以上悪化することはないだろうと思われたのだが……。

 

帝国軍にとっては残念なことに、『キルチーム:タイフォン』で最悪の事態が現実となる。キルチームの次なる大拡張版に登場するのは、地に潜むラヴェナーの群れ。この異種族は、要塞惑星に新たな侵略を仕掛けようとしていた。惑星を守る部隊と熱狂的な巡礼者たちはすでに別の場所で戦いに励んでいたため、この群巣意識体の撃退は帝国技術局とその奉仕者(サーヴィター)の軍団に任された。

“発砲の日”のあとに必ず起こる大規模な地殻の揺れにより、砂に埋もれた奇妙な遺物が発見され、勇敢な探索隊が地下へと潜っていくこととなった。しかしこの部隊を待ち受けていたのは、湿気と闇だけではなかった。そこには、自衛本能と異種族の優れた狡猾さを備えた、ラヴェナーのキルチームが待ち構えていたのだ。

ラヴェナーは精鋭中の精鋭だ。ゲームでは、わずか5体の特務兵しか戦場に展開できない。グロットや犬、おかしな小型ロボットも存在しない。プレイヤーはミニチュア1体を失うことすら痛手に感じるかもしれないが、ラヴェナーは類まれな捕食獣だ。キルゾーンの下にトンネルを掘り、移動するたびに予期せぬ場所に出現することができる上、白兵戦では獰猛な強さを発揮する。

帝国技術局の技術司祭は普段スキタリの軍団に守られているが、危機的状況に陥るとサーヴィターの部隊を編成し、砲撃で敵を溺れさせる。ロボトミー化された頭脳に張り巡らされた思考ネットワークにより、各サーヴィターは戦場の全体像を把握することが可能だ。比較的安全な場にいる特務兵は、有利な地点にいる味方がより複雑な動きができるよう、自身の原動力を送ることができる。

また、この拡張版には、ティラニッドが蔓延する特殊地形パーツや、その特殊地形を使用するためのルールやミッションがぎっしり詰まった調査報告書も含まれている。以前の『ブルータル・アンド・カニング』や『血と熱狂』と同様、この新しい本には、特殊地形にちなんだキルチームの新しいプレイ方法や、大幅に拡張された協同作戦のルールも収録されている。この協同作戦には、さまざまな種類の野蛮なティラニッドで構成された、非プレイヤー操作特務兵(NPO)の完全版プロフィールも含まれているぞ。

さらなる詳細は、『キルチーム:タイフォン』の発売が近づいてきたら紹介する予定だ。それまでは、昨日発表された情報をプレビューのページからチェックしてみよう。

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